2023年5月21日
第14ステージは昨日フィニッシュしたスイスからスタートし1級山岳を超えてイタリアに戻る194km。56㎞地点の1級山岳シンプロンパス峠以外は平坦基調なコース設定でしたが、今回も冷たい雨が選手たちを苦しめました。スイスのスタート地点では久しぶりに晴れて日差しを感じられる天候でしたが、イタリアに近づくにつれて雨が降り始め、選手がシンプロンパス峠を通過する頃には強い風と激しい雨にとなってしまいました。気温は5℃という厳しい雨のレースとなりました。チームからはアンドレア・パスクァロン(イタリア)とヤッシャ・ズッタリン(ドイツ)が逃げ集団に入り、後続集団は21分ものタイムギャップを許します。ステージ優勝は逃しましたが、このステージを終えてバーレーン・ヴィクトリアスはチーム総合1位にジャンプアップし、エースのダミアーノ・カルーゾ(イタリア)は個人総合6位につけました。新城選手はメイン集団の中、81位でフィニッシュしています。
以下、新城選手のコメントです。
『今日も寒かった、。スタートのスイスは20℃近くまで気温が上がったんだが…今日のステージで通過する山岳は朝から雨が降っていて、気温も4℃となっていたので、下りのでの寒さ対策で毎日、うんざりする。チームカーに積んでる、レインバックをこんなに使った事は今までで1番だね。しっかりと、着込んだけれど、雨で濡れた身体で30km以上の下りは、寒さしかない。トンネルの電気は付いてないし、トンネルの中を片側通行で工事してるし、トンネルの中で右車線から左車線へ左から右へ移動するし、、、ただただ、危険極まりない下りだった。下りで凍え、平坦になっても身体は温まらずに、耐える時間はとても長く感じた。
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