2023年5月13日
第7ステージは200kmを超える距離に加え中盤に2級、そして後半には2級、フィニッシュは登坂距離26.4km、標高2130mのグラン・サッソ山頂フィニッシュという、ジロらしいというべき山岳ステージ。心配されていた天気も幸い中盤で回復したが、山岳の気温は低く、雪の壁を進む選手たちへの負担は相当なものでした。チームメイトたちが脱いだレインウエアなどを回収し、チームカーに戻したり、また山岳に備えてウームジャケットを取りに行ったりと大忙しの新城でしたか、フィニッシュ前の2級山岳の登り口では集団の先頭でチームを引き上げ、役目を終え152位で無事にレースを終えました。チームはサンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア)が11位でフィニッシュしています。
以下、新城のコメントです。
『第7ステージは長距離は長いし、上りはきついしという、これぞジロ!というコース。序盤はスコールのせいで、道路は大洪水。寒さもあって、手袋トレイジャケットを取りに何度かチームカーの往復。中盤の山岳を登り始めると、天気が回復し始めて、頂上を越えてからはドライなコンディションとなった。下りきってからは、着替え大会(笑)幸いにも、道幅も広くて登り口まで距離もあったので、ストレスなく仕事が出来た。後は45kmの登り口を良いポジションで登り始めるだけで、今日の僕の役目を終え、直ぐにグルペットが出来たので、淡々とゴールを目指した。今日みたいなステージは距離もあったし、登り口まで集団だったのでタイムアウトの心配はほぼなく、グルペットから遅れなければ良いだけなのだが、上るだけだが、1時間以上は上り続けなければならないし、標高2000mまで登らないといけないので、今朝の雨のせいもあり、気温は一桁とかなり低め。ロングジャケットを着て、登ったが。ラスト5kmは風も強くて、手が悴む寒さだった。フィニッシュの山頂からチームカーでチームバスまで下山し、さらにホテルまで2時間半の移動があったので、チームから5人はヘリコプターでホテルまで飛んで行った。僕は今日のステージでチームで5番手以内にゴールしなかったので(チーム内、最下位。笑)もちろん、バス移動でした。第8ステージはスプリントステージか逃げ切りか、、、』
▼ALE'は、ワールドチームの"バーレーン・ヴィクトリアス"や"チーム・ジェイコ"、"グルパマ FDJ"をウェアでサポートしています。
☆ALE’ウェア主要取扱店のご紹介